1ハウス・4ハウス・7ハウス・10ハウスはアンギュラーハウスと呼ばれており、それに続く2ハウス・5ハウス・8ハウス・11ハウスはサクシデントハウスと呼ばれています。このハウスにより多くの惑星が入っていたりすると、アンギュラーに準ずる影響を持っているとされます。
アンギュラーハウスは何かを始める積極性のハウスであれば、サクシデントハウスは人と人をつなぐハウスであり、何かを継続させたり、蓄えたり、忍耐・努力と堅実さでいくハウスであるといえます。安定しており、独立独歩であり、頑固であるかもしれません。サインは牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座。三区分で言えば不動宮フィクスド・サインです。
次に続くハウス3ハウス・6ハウス・9ハウス・12ハウスはキャデントハウスと呼ばれ、このハウスに多くの惑星が入る人は、本人に内省的な影響を与え、勤勉に働き、奉仕精神があり、人を補佐する立場になり後手にまわりやすいでしょう。ただ、勤勉に働くサインなので怠ける事無くコツコツと働くことで実力を蓄え、やがて実力が開花するのだと考えます。サインは双子座・乙女座・射手座・魚座であり、三区分で言えば柔軟宮ミュータブル・サインです。
人は太陽星座だけでなく、10惑星それぞれに星座を持っています。そしてそれぞれどこかのハウスに入っています。均等に色々なハウスに惑星が入っている人もいれば、偏っていて一つのハウスに何個も惑星が入っている人もいます。一つのハウスに何個も惑星が入っていればその星座の影響を強く受けますし、入っているハウスの意味も強調されます。なので、太陽星座があっても、他の惑星が他の星座に固まっていれば太陽星座以外のサインの意味がその人にとっての性格として表れてくるのだという事です。ただ、それでも太陽・月の星座は特にその人にとってとても重要な核であり、その人にとっての人生における重要なテーマです。価値観そのものです。ちなみに私は太陽星座は双子座であり、月は蟹座ですが、太陽が10ハウスに入っています。今までの人生は自分で切り開いてきました。決して受け身ではなかったです。社会で働き、プライベートの充実よりも社会に出ていく方を選ぶのでしょうし、運命が人生をそのような方向へと向かわせるのだと思います。ただ私は月星座が蟹座であり、そちらは逆にプライベートを重視するので、完全に社会人間とならずに、家庭を重視し、子供が出来た時はスパッと仕事を辞めています。子供の成長は全て自分で見届けたかったですし、自分で育てたかったからです。休日は家族が皆何も用がなければ一緒に行動しますしそれが好きなのです。ただ、どうしても太陽星座10ハウスの為に仕事は辞めたままではおられないんでしょうね・・・私は。
