占星術

占星術で使う惑星・星について

ここではまず基本的なワードから見ていきたいと思います。占星術には沢山の専門用語が出てきます。

占星術(アストロロジー)

 アストロロジーとは、アストロ(天体)ロジー(学門)と言って、学問なのですよね。占星術を学ぶには短期間の勉強や最低限の知識だけで出来るものではないと言えます。普通の努力をコツコツとしていく事が必要になってきます。

占星術で使う主な天体には太陽と太陽系にある惑星があって、

太陽・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星そして地球の衛星である月の10つの惑星(太陽も月も惑星と呼んでます)

太陽の通り道である黄道

黄道とは-地球から見て太陽が一年をかけて地球を中心に運行するように見える大円であり、黄道上に12の星座があります(黄道12星座)

黄道12星座とは

牡羊座♈(白羊宮)・牡牛座♉(金牛宮)・双子座♊(双児宮)・蟹座♋(巨蟹宮)・獅子座♌(獅子宮)・乙女座♍(処女宮)・天秤座♎(天秤宮)・蠍座♏(天蠍宮)・射手座♐(人馬宮)・山羊座♑(磨羯宮)・水瓶座♒(宝瓶宮)・魚座♓(双魚宮)の12つがあります。

各星座は360度を12等分した30度ずつに分かれており、この10惑星と12星座を人間の精神・肉体に関連付けて考えられています 。その30度ずつが更に分かれていて、その1度1度で変わってきたりするんです。なんて細かいことでしょうか・・・

ホロスコープとは、占星術で使う天体の位置をあらわした図です。例えば出生時だとネイタルデータですが、それを読み解く事によってその人自身を読み解いていく訳です。とても奥が深いので自分のホロスコープを眺めているだけでも後から後から発見があったりします。

☆支配星について

黄道12星座にはそれぞれの星座を支配する惑星があります。それを支配星、またはルーラーと言います。守護星とも言われています。支配星はその星座を支配し、運命を担っています。

各星座の支配星を以下に記します。

・牡羊座 火星

・牡牛座 金星

・双子座 水星

・蟹座  月

・獅子座 太陽

・乙女座 水星

・天秤座 金星

・蠍座  冥王星 (火星 ※冥王星が発見されるまで)

・射手座 木星

・山羊座 土星

・水瓶座 天王星 (土星 ※天王星が発見されるまで)

・魚座  海王星 (木星 ※海王星が発見されるまで)

ハイオクターブとは? →性質が一段高くなったような感じと言えます。

水星のハイオクターブは天王星 (水星の意味を一段大きくしたもの)

金星のハイオクターブは海王星 (金星の意味を一段大きくしたもの)

火星のハイオクターブは冥王星 (火星の意味を一段大きくしたもの)

惑星の種類について

 占星術では惑星をそれぞれ幸運をもたらすものを吉星「ベネフィック」、不運をもたらすものを凶星「マレフィック」としています。

ベネフィックは、木星・金星

準ベネフィックは、太陽・月

マレフィックは、火星・土星

準マレフィックは、天王星・海王星・冥王星

吉凶混合星 水星

水星の場合は星の使い方で吉にも凶にもなりえるので混合となっています。吉星と凶星と書いてあると良い悪いというようなイメージを持ってしまいますが、私はそうは思っていません。

全ての物事は表裏一体であり、壁の表と裏であり、例えば積極的でリーダー気質である、という場合、良いイメージが湧きますが、自己顕示欲が強いと言うと悪いイメージが湧きます。なので、凶星・吉星だからって落胆する必要は全然ないです。要は物事をどの視点からみるか、だと私は思っています。私が楽天的だからでしょうか(笑)

吉星・凶星と呼ばれています。客観的にみてどうでしょうか・・
確かに凶星は厳しい星ですが、人生に試練をもたらす点で魂の成長をもたらす重要な意味を持っていると私は思います。

人生は試練を乗り越えてステップアップしていくものです。幸せばかりだと人は成長できません。ぬるま湯につかった状態で長年いると、変化に対応出来なくなります。踏まれまくってヨレヨレになった雑草は抜かれても除草剤まかれても何度でも生えてきます。温室に大切に大切に守られた花はほんのちょっとした僅かな変化にも耐えられず枯れてしまう・・大変な経験をすればそれだけ人は成長していくと思います。苦難があってこそ幸せのありがたみが分かります。

なので、吉星も凶星も両方が重要なのですね。凶星を味方につけようじゃありませんか!自分の動力源にきっとなってくれます。吉星は強力にサポートしてくれるでしょう。


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