占星術

1/11蟹座の満月-半影月食-

遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

2020年1月11日に本年最初の満月があります。蟹座で明け方近くに起こります。
しかも半影月食という月食でもあり、今回はドラゴンヘッドが近くにあります。

満月は、太陽ー地球ー月と、地球を挟んで丁度一直線の状態であり、AstroArtsによると、半影月食は地球の影のうち半影と呼ばれる薄い部分に月が隠されるもの。

月食は満月の特別バージョンといった感じです。月の支配星は蟹座であるので本来の力が発揮できる場所でもあります。

ドラゴンヘッドは今生での課題・努力の方向性を示しています。自分が向き合うべき所・・・今生で目指していきたい生き方・・・

さて満月は月と太陽が対極に位置していますが、太陽は山羊座に滞在しています。そして今回は、太陽と重なる位置に水星・土星・冥王星が来ています。それが全部山羊座に滞在しており、木星も少し離れてはいますが、山羊座の位置にきています。
山羊座大集合ですよ!!すごい!

太陽・水星・木星・土星・冥王星が山羊座に位置していて、蟹の月の対極にあり満月を形成しているし、月食であったりするというわけです。表に出ている自分自身の太陽に水星・土星・冥王星が重なって、木星で広がりをみせており、内面を作用する月に180度の力関係で引き合っています。

全体的に感情や体調に大きな変化が表れたりするかも。他者とのハウスで起こる月食なので、相手と自分の関係に気持ちが深く作用するそんな時であろうと思います。譲り受けるハウスでもあるので、相手から何かを受け継く人もいるでしょう。
とても影響力のある日だと思うので、この日を境に運命が動き出す人もいるのではないでしょうか・・・この星回りをチャンスに変えていけると良いなあ・・と思う次第です。

各星座でのハウスで見る場合、今回の月食での意識のテーマになる事ですが、簡単にざっとですが、
牡羊座は家庭や身内での意識
牡牛座はコミュニケーションや学び
双子座は経済での新たな意識
蟹座は自分自身の気持ち
獅子座はコンプレックスである意識
乙女座は社会の中での集団や友人関係
天秤座はキャリア・職業
蠍座はより濃く専門的へ
射手座は他者への深い気持ち
山羊座は自分のこれからの人生へ
水瓶座は自分の生活環境や健康意識
魚座は自分にとっての楽しみ

個々人では自分のホロスコープで蟹座が自分の何ハウスにあるかによって変わってきますが、私で言えば職業のハウス、10ハウスの終わり、5度前ルールでいくと11ハウスにいるので、横のつながりである友人や集団関係そしてそこは未来のハウスであったりします。
未来へ向かっての新たな縁・人間関係が形成されていく事を願って・・