占星術

日蝕と月蝕 太陽と月と地球の位置関係

日蝕・月蝕について。

日蝕について

日蝕は、日食と同じですが、ソーラーエクリプスともいいます。新月におきる現象で、新月は毎月おきますが、新月の度には起こりません。

太陽と月がコンジャンクション0度している状態です。太陽ー月ー地球と、太陽と地球の丁度間に入ってきて、丁度一直線になった状態です。月が太陽を覆い隠す、太陽が月に食べられるという意味で日蝕といいます。

月蝕について

月蝕は、月食とも書きますが、ルナエクリプスともいいます。満月に起きる現象ですが、満月の度には起こりません。太陽と月がオポジション180度の状態です。太陽ー地球ー月と、地球を挟んで丁度一直線の状態になった時です。月が地球の陰に隠れる、今度は月が食べられる感じで月蝕といいます。

新月や満月のとき日蝕や月蝕が毎回起こるわけではないです。それは軌道に少しズレがあるからです。太陽の通り道である黄道、月の通り道である白道。この2つは大体5度程度傾いています。この傾きの為に毎度は蝕が起こらず、交わった時に蝕になります。

ドラゴンヘッドとドラゴンテイル

この太陽と月が交差するポイントをドラゴンヘッド・ドラゴンテイルといいますが、ノード軸とも言い、カルマや縁を表すとされています。

0度、コンジャンクション状態の太陽と月がこのポイント(ドラゴンヘッド・テイル)近くにある時に日蝕が起こります。また、太陽と月が180度オポジションであり、その太陽か月の近くにこのポイント(ヘッド・テイル)があるとき月蝕が起こります。