占星術

惑星の品位って・・星座で変わる品位

ここでは惑星の品位について書いていきます。惑星にはそれぞれに品位という場が設けられているんですねーー。いやー、私には、いかにもヨーロッパっぽい気がします。ヨーロッパって階級制度が根強いですし、上級とか下流とかいまでもありますし。そして品位は、どの星座の惑星になっているかで、その惑星の居心地が変わってくるんです。なんていうこと・・しかも生まれた時のネイタルデータとして決まっちゃってしまいますから。品位によってその惑星の影響力がその人にどう作用するかが変わってくるんですね。

おさらいですが、占星術で使う天体には太陽と太陽系にある惑星がありました。
以下がそうです↓

 太陽・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星そして地球の衛星である月の10つの惑星(太陽も月も惑星と呼んでます)

惑星にはそこに滞在している惑星の星座によって影響力が変わるとされていて、それを惑星の品位と呼びます。

惑星の品位には4つあり、本来の座高揚の座放浪の座転落の座と分かれています。

本来の座(ルーラー)は、それぞれ各惑星の支配星の位置にある時にそうなります。本来の場であり、居心地がいいので十分に力を発揮できる場であるといえます。自分の家にいる感じです。自分の家にいるってリラックス出来ますよね。ごくたまに自分の家にいる方が居心地が悪い・・なんて人もいますが、大抵はゆっくり出来てるんじゃないでしょうか。支配星の位置なので、自分の家もそこの主人な訳ですから。

放浪の座(デトリマント)は、本来の座の反対側(180度のオポジション)、自分の家から真逆であり、居心地が悪く、星が緊張してしまう場であるでしょう。初めて行く家の感じ。誰だって初めて行く家は緊張します。ドキドキものです。なので本来の自分の力が思うように発揮できないです。勝手が分からないわけですし。ちょっと下手な事をしちゃったりします。

高揚の座(エキザルテーション)は、それぞれの各惑星が最も勢いを持つ位置となります。ドキドキする場である、といえます。好きな人の家にいる感じです。好きな人の家にいるって思ったら、ドキドキしちゃって、気分が高まっちゃう。って感じかな。エネルギー爆発でしょ。逆に下手な事しちゃいそーー。

転落の座(フォール)は、高揚の座の反対側(180度のオポジション)の位置であり、居心地が悪く、嫌いな人の家にいる感じです。フォールですよ、転落しちゃってますから。嫌いな人の家になんて行くの自体嫌じゃないですか・・・なのに訪問して滞在しなきゃいけないんですよ。それこそ試練ですよね。辛いけど行ってやらなきゃいけないんです。なので思いましたが、フォールの座にある星座と惑星はその人の試練の場所じゃないでしょうか・・・またハウスというのもいつか書きますが、苦手な所ですから、フォールの座にある惑星と星座とハウスは今生での課題が隠されているのでしょうね・・・

以下に一覧表を作成したので記しますね。

惑星 太陽 水星 金星 火星 木星 土星 天王星 海王星 冥王星
本来の座 ♊・♍ ♉・♎ ♈・♏ ♐・♓ ♑・♒
高揚の座  
放浪の座 ♐・♓ ♏・♈ ♎・♉ ♊・♍ ♋・♌
転落の座  

私自身は月が蟹座で火星が牡羊座なので、二つが本来の座に入っているんです。なので影響力も強いでしょう。月と言えば精神・気持ちですから、気持ちが本来の場で発揮できている、という事になります。アスペクトで傷ついていると、また違った要素が加わってくるので一概には言えないのですけど‥・牡羊座の火星は強いですね・・・火星自体が強いですからね。牡羊座も勢いで突っ走る感じですから、その二つが合わさると、エネルギーが強そうですね。ただ、土星も蟹座なのです。放浪の座に入っていて傷ついている状態ですね。。生まれる時に、ハイ!貴方の土星は初めて行くハウスに滞在決定!ってな事ですよ・・・しかも、土星は忍耐・努力なんかを司どってるんですよ・・・忍耐・努力が続かなそーーー(泣)


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